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「世界の言語入門演習」はじめに(仮)

黒田龍之助は日本三大りゅうのすけの1人だと思っている。

個人的な理由からスペイン語を独学しているが、おれがスペイン語にどっぷり浸かるきっかけを与えてくれた人物は、18年前、大学での2外にフランス語を選ぶきっかけを与えてくれた人でもある。この人がいなければ今のおれは間違いなく存在し得ない。

ぼんくら学生を絵に描いたような大学生活だったが1年次のある時期から突如フランス語を猛(とまで言えるかどうかは怪しいが)勉強しだした事がある。英語でもそうだがおれは「○和辞典が1冊だけ」というのがどうにも気持ち悪く、このときも仏和辞典を数冊買揃えた(その割に和仏は1冊しかない)。

で、本屋の語学書コーナーへ行く訳だが、そこにずらっと並んでるのはマイナー言語の入門書。当時は本にCDなんか付いてないからエクスプレスもテープ別売だったような気が。それ以前にエクスプレスは新顔だったのか申し訳程度に置かれていた印象。やはり幅を利かせていたのは大学書林。

ここで浮気の虫が騒ぐ。いま思えば確かにアジアが多かった大学書林本を少しずつ買揃える(このときなぜかエクスプレスには手が伸びなかった。白水社さんごめんなさい。いまニューエク買揃えてるから許して)。大学書林デビュー。因みに、20冊以上揃えればあなたも立派なダイガクショリナーです。

2年のとき城生佰太郎先生の講義にもぐった事がある。内容は「アルタイ言語学入門」。1回だけの講義だったが、ああ言語学ってすげえ面白いもんなんだな、と本気で思った。人文に転学してでも言語学をやろうとまで思わなかったのは、当時すでに歴史・比較言語学は下火だった(ように思えた)から。

フランス語の研究者、ドイツ語の研究者、中国語の研究者、・・・はいても「X語とY語とZ語とW語の研究者」はいないのか。つまんね。社会言語学? キョウミネ(その割にこんな本は興味深く読んでるとか)。そう思うと自然に原子炉が運転を停止する。

原子炉が突如運転を再開するきっかけになったのがこの本。「ああ、やっぱこういう人いたんだ!」。おととし書店で初めてこの著者の事を知ったときの感想。それまで、NHKロシア語講座を担当していた事すら知らなかった。そこからはもう止らない。

あれ以来、書店に行けば語学書のコーナーばっかり覘いている気がする。大学にいた頃と決定的に違うのは、いまはたいていの語学書にCDが付いている(ないのもあるけど)点。「聴く」という側面ではずいぶん進歩したと思う。いまふっと思ったが語学書って電子書籍化に一番都合のいいジャンルでは?

前にも1度つぶやいたが「世界の言語入門演習」というのをもくろんでいる。
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コピペ保管庫みたくなってきた

【文芸】学生たちが選ぶ読んでほしい本、「2010大学読書人大賞」決定![10/04/26]
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1272454867/

9 名前:名無しさん@恐縮です sage 投稿日:2010/04/28(水) 20:49:37 ID:gTRDYLBX0
10代で読んでいないと恥ずかしい必読書

プラトン『国家』 アリストテレス『ニコマコス倫理学』 ショーペンハウアー『意志と表象としての世界』 
ヘーゲル『精神現象学』 デカルト『省察』 パスカル『パンセ』 ライプニッツ『単子論』 
カント『純粋理性批判』 キェルケゴール『死に至る病』 バーク『フランス革命の省察』 
ジェイムズ『宗教的経験の諸相』 ニーチェ『道徳の系譜』 ベーコン『ノヴム・オルガヌム』 
フッサール『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』 メルロ=ポンティ『知覚の現象学』 
ハイデッガー『存在と時間』 アーレント『精神の生活』 ヨナス『責任という原理』 
サルトル『存在と無』 ベルグソン『時間と自由』 ミンコフスキー『生きられる時間』 レヴィナス『全体性と無限』 
フロイト『快感原則の彼岸』 ドゥルーズ= ガタリ『アンチ・オイディプス』 
フォーダー『精神のモジュール形式』 ヤスパース『精神病理学総論』 エレンベルガー『無意識の発見』 
ラカン『精神分析の四基本概念』 フーコー『言葉と物』 ソシュール『一般言語学講義』  
ヴェイユ『重力と恩寵』 ディルタイ『精神科学序説』 ブーバー『我と汝・対話』 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』 
ミンスキー『心の社会』 ライル『心の概念』 バタイユ『エロティシズム』 アガンベン『ホモ・サケル』 
ラッセル『西洋哲学史』
ルソー『社会契約論』 スピノザ『エチカ』 ウェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』  
リップマン『世論』 オルテガ『大衆の反逆』 マンハイム『イデオロギーとユートピア』 フロム『自由からの逃走』 
ミルズ『パワーエリート』 リースマン『孤独な群衆』 パーソンズ『社会的行為の構造』 デュルケム『自殺論』 
イリイチ『シャドウ・ワーク』  M・ポランニー『暗黙知の次元』 バレーラ、マトゥラーナ『知恵の樹』 
ルーマン『社会システム理論』 ブルーム『アメリカン・マインドの終焉』 シオラン『歴史とユートピア』 
ハバーマス『晩期資本主義における正統化の諸問題』 ロールズ『正義論』 ブルデュー『ディスタンクシオン』 
オング『声の文化と文字の文化』 アドルノ&ホルクハイマー『啓蒙の弁証法』 フランシス・フクヤマ『歴史の終わり』

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1冊も読んでません。ええ。

トラックバックテーマ 第900回「書道に興味はありますか?」

こんにちは!トラックバックテーマ担当の水谷です!今日のテーマは「書道に興味はありますか?」です。みなさん、書道に興味はありますか?デジタル一辺倒の世の中ですがやはり、書には、書のアナログ的な良さがあると思います。水谷は、字が下手クソなのですが書を鑑賞するのは、大好きです。そうそう、FC2ブロガーで、さまざ...
トラックバックテーマ 第900回「書道に興味はありますか?」


あるよ。
アラビア書道。



ミロの絵にありそうだがアラビア文字。

20100210_3.jpg
ICの拡大図に見えるがアラビア文字。

イスラムは偶像崇拝禁止だからこういうのが発展したんだと。

よだんの森っぽく

ca3f7c80.jpg
※情報の真偽の程・・・はググレカス。


ロシア語以外にキリル文字を使用する言語を、ロシア語と見分ける方法。
 Їがあったらウクライナ語。
 Ўがあったらベラルーシ語。
 Үがあったらモンゴル語。

日本で出版された「ベラルーシ語学習のための本」は1冊だけ。

クメール文字・タイ文字・ラオス文字は形が大体似ているが、ビルマ文字は真円を基調とする形である。
前3者と形が異なるのは早い段階で枝分かれしたから。
円くなったのはヤシの葉に文字を書いていて、直線だと葉が裂けるから。

「悪魔がバスク人を誘惑するためにバスク語を習ったが、7年かかって覚えたのは『はい』と『いいえ』だけだった。」
というジョークがあるが、実際はバスク語には英語やスペイン語からの借用語も少なくない。

フィンランド語最長の語はlentokonesuihkuturbiinimoottoriapumekaanikkoaliupseerioppilasの61字で、ギネスブックにも登録されている。

第776回「好きな小説。」


FC2トラックバックテーマ  第776回「好きな小説。」


たまにはこういうのに答えてみようかな。

まず何つってもジョイス「ユリシーズ」だな。
ulys1.gif
これは面白いよ。ストーリーは大した事ない(ってか事件らしい事件が起らない)んだけど、文体がいろんなもののパロディだったり、会話文と地の文の区別がなかったり、とにかく実験的手法と言葉遊びのオンパレード。
でも訳書で読もうとすると不完全燃焼かもね。
柳瀬訳は未完だし、三人訳は悪文が多いのと註だらけで読む気が起きない(でも1418の丸谷訳は眺めているだけでも楽しい)。
英語に自信があるなら原書を読んだほうが面白く読めるかも。
ま、おれは読んでないけどね。

「ユリシーズ」で思い出したけど「『ユリシーズ』の実験的技法で描く」って煽りのコルタサル「石蹴り遊び」も面白いよ。

最初に読み方の指示があって、1つは最初から56章まで通す読み方。
もう1つは73章からスタートして、指定された順に読んでいくもの。
コルタサルは「1つ目の読み方で読んだらそこで終っていい」って言ってるけど、2つの読み方をしないと小説全体を読んだ事にならないんだよな、たぶん。
ま、おれは本棚の肥しにしただけで、まだ読んでないけどね。

ジョルジュ・ペレック「人生 使用法」も面白いね。
51rUpRiITCL.jpg
「ユリシーズ」が1904年6月16日なら、こっちは1975年6月23日の午後8時前。
パリのとある9階建てアパートの各住人と各部屋の家具装飾品置物小物、書籍雑誌の表紙絵にある風景家具装飾品置物小物の「これでもか」っていう描写。
人物描写は住人や前住人だけでなく先祖や妻の両親や客や読んでる小説の中の人物にまで及び、名前のある登場人物だけで2000人以上いる。
筒井康隆が「買い置くべし」っつってたけど、田舎の本屋にゃ売ってねーよ(笑)。
でもおれが8年いた大学の図書館にはさすがに置いてあったな。
ま、借りて読んだりしなかったけどね。

その筒井康隆って言やあやっぱ「虚航船団」だね。
51oXla-1LUL.jpg
気が狂っちゃった文房具達と1000年の歴史と文明を持つイタチ達の全面戦争。
戦闘シーンは無改行で視点がころころ替るわ言語実験は満載でお送りするわ作者は出てくるわ、もうカオス全開です。
文房具は全滅、イタチの文明も滅び、僅かにイタチが生き残り、コンパスとイタチのハーフが最後に決め台詞。
ま、おれは1章途中から流し読みしたからよく覚えてないけどね。

筒井の短篇で好きなのは沢山あるけど一番読みやすいのは「到着」だろ。
短篇というより超短篇なんだが、とにかく数秒で読了できる。そして数分間笑い転げられる。
工房の頃、これで20枚くらいの感想文を書いた奴がいた。それ何てデリダwwwww

「到着」に対抗できる海外作品っつったらやっぱアウグスト・モンテローソ「夢見るゴキブリ」だな。

20秒で読めて20分間笑い転げられる。
あ、異論はご随意に
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イプール

Author:イプール
以下Twitterより引用:
大まかな年齢は金城武と松嶋菜々子の間くらい。サイレントヒル県内でほぼ毎日塾講師、ときどきベーシスト。ツイートの殆どが意味不明でも許してください。大喜利はイプール @ypool_ogiri がやってくれます。グルジア文字と言わず非ラテン文字は何か好き。あとは地味に数学とスペイン語やってます。フォロー・リムーブはご随意に。

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